電気工事費用Vol.1 スイッチ交換費用
✔️今回はスイッチの交換を電気工事屋さんに依頼しようと考えている方に向けて、スイッチ交換費用の相場とポイント、注意点を紹介致します。
自分でスイッチの交換を考えている方はこちらにどうぞ!
電気工事費用はわかりにくいし、金額が決まっていない。
最近よくお話をいただくのが工事代金を高く取られたという話です。
お客様からお話を聞くと私どもの通常単価の2倍程の金額で電気工事屋さんから請求されているお客様がいたり。
お客様は高いと言っているが、私たち専門業者からすると逆にその金額だと安いぐらいだなと思ったりと、、、。
わかりにくい電気工事作業に対して電気工事費用の相場を紹介していきます。
①スイッチ交換費用相場。(インターネット調べ)
②電気工事費の金額の出し方。(電気工事士目線)
③スイッチ交換費用を抑えるポイントと、電気工事屋さん選びのポイント。
①スイッチ交換費用相場。インターネット調べ
インターネットで調べたスイッチ交換費用の相場は、3000円〜15000円となっています。
インターネット上では、3000円でスイッチ交換と書いてあったりしますが、おそらくそんな業者はいないと考えた方がいいと思います。
何らかの形で追加工事費用が発生すると思います。
理由としては次の ②電気工事費の金額の出し方を見て頂ければわかります。
②電気工事費の金額の出し方を紹介していきます。(電気工事士目線)
スイッチ交換作業(一ヶ所)の工事費の内容としては、大きく3つに分かれます。
1、労務費
職人さんが動く費用で、人件費や技術料金となります。
2、材料費
交換後に使用するスイッチなどです。工事にかかる材料です。
3、その他経費
交通費やガソリン代などです。工事作業以外にかかった金額です。
こちらの3つの金額を足した金額に消費税10%をかけて、スイッチ交換費用となります。
労務費+材料費+その他経費=合計✖️消費税=請求金額となります。
お客様の方でスイッチを用意してもらったとし、材料費が0円とします。
労務費+その他経費=合計✖️消費税=請求金額
としても一人の職人さんが半日の時間を使用すると考えると、3000円では会社が潰れてしまいます。
広告に騙されず、8000円〜15000円程が相場になるかと思います。
ちなみにスイッチを交換する方法も説明していますので、こちらにどうぞ。 簡単に出来ます。
スイッチ交換工事費を安くするポイントと電気屋さん選びのポイントを紹介します。
まずは、スイッチ交換費を安くするポイント。
1、スイッチなど用意できる材料は、自分で購入し用意する‼︎
2、スイッチを交換する場所(現場、家)の近くの電気工事屋さんにお願いする‼︎
3、インターネットで検索し、何社か電話し比較検討する‼︎
一つずつ紹介していきます。
1、スイッチなど用意できる材料は、自分で購入し用意する‼︎
材料を電気工事屋さんに任せて頼むと、電気工事屋さんが付き合っている卸売業社さん(電材屋さん)に発注します。
電気工事屋さんに入ってくる金額(仕入れ値)に手数料をのせて(売値)お客様に請求します。
電気工事屋さんの仕入れ値が安いっていうのはありますが、基本的にスイッチなどはホームセンターやネットでお客様自身で用意した方が材料費は安くなります。
2、スイッチを交換する場所(現場)の近くの電気工事屋さんにお願いする‼︎
電気工事屋さんがスイッチ交換の工事金額を考えるのに、その作業のために使用する時間が大きく関わってきます。
例えば電気工事屋さんが片道1時間使用する現場としては、往復2時間と作業時間30分程とすると。
2時間30分の時間を使用するので、一人の職人さん半日分の予定を開けておくことになります。
それが片道30分ほどとすると
合計時間1時間30分ほどですので、金額が変わってきます。
もちろん交通費も安くなります。
スイッチ交換作業現場と電気工事屋さんとの距離が近ければ近いほど金額は安くなります。
インターネットで検索するか、家電量販店ではない街の電気屋さんに直接相談に行くなどすると安くなるポイントです。
電気工事屋さんを探すのにも注意点がありますので、
3、インターネットで検索し、何社か電話し比較検討する‼︎で紹介していきます。↓
3、インターネットで検索し、何社か電話し比較検討する‼︎
最近ではインターネットで電気工事を検索するとたくさんの電気工事屋さんと連絡がとれます。
何社か見積もりを取って比較検討するのも電気工事費用を抑えるポイントです。
ここで注意点ですが、
最近では電気工事屋とインターネットに広告を出している会社が、自社では職人さんを一人も抱えていなく協力会社に施工の全てを任せているような形の会社が沢山あります。
悪いわけではなく、そのような会社でもいい職人さんが沢山いますが注意点を何点か紹介しておきます。↓
一人一人の技術の差が大きい。
このような会社では基準などなくどのような職人さんでも登録さえすれば、仕事を請負えますので技術に差があります。
ホームページに記載されている金額と実際の工事費が違う。
基本的な金額はある程度決まっていますが、
あとはお客様と仕事を請け負う職人さんの交渉次第で職人さんのその日の収入が決まってきますので、ホームページと実際の金額が変わってくることがよくあります。
広告などを出していない地元の電気工事屋さんよりも金額が高くなってしまう。
上記に書いたような形の、インターネットに広告を出している会社も利益がないと広告を出し続ける事が出来ません。
広告で集客して自社で工事をしていない上記のような会社は、協力会社に仕事を紹介する代わりに職人さん(協力会社)から手数料をとります。
なので職人さん(協力会社)側もどうしても手数料分工事費が高くなる傾向があります。
このような会社にお願いするメリットも、もちろんありますので紹介致します。
技術差があると紹介いたしましたがこのような会社には、登録している職人さん(協力会社)の数が圧倒的におおいいので良い職人さんもたくさんいます。
このような会社に、インターネットからお客様が連絡を入れた場合、近くの職人さん(協力会社)に連絡がいくようなシステムになっています。
自分で電気工事屋さんを探す手間が省けるメリットがあります。
業者選びで失敗すると高い工事費を取られたり、最悪の場合には火災や機器の故障になるなど適正な施工をしないと電気工事は危険です。
作業する職人さんに電気工事士の免許を持っているかを確認するのもいいのではないでしょうか。